総合内科医の勉強ログ

総合内科医が日々の学びをまとめています

感染症と臨床検査

・細菌感染症

左方移動:15%以上のカン状核球、高度:カン状核球>分葉核球

 

・敗血症

血小板↓:血管内炎症による消費

フィブリン↓:凝固線溶系の亢進による消費

 

・左方移動のない重症感染症(骨髄の好中球産生に影響を及ぼしにくい)

感染性心内膜炎:感染巣自体は小さく、菌量も少なく、血管内の好中球で対応可能

細菌性髄膜炎、膿瘍:好中球が感染巣に移動できない→好中球消費が少ない

 

 

参考文献

検査値を読むトレーニング 医学書