総合内科医の勉強ログ

総合内科医が日々の学びをまとめています

BPPVの予防にビタミンDとカルシウム

BPPVの再発率は高い

約半数が40ヶ月以内に再発する

 

血清ビタミンDが低い場合

ビタミンDとカルシウムのサプリメント

めまい再発率が低下する

 

2つの文献をもとに記載されてる

RCT, n 約1000

meta-analysys of 6 RCT risk ratio 0.37 (95%CI 0.18-0.76)

 

参考文献

Update on benign paroxysmal positional vertigo (Review)

Journal of Neurology (2021) 268:1995–2000

人間関係で一番重要なものは評判だ

評判がみんなを助けてくれる。もしくは、邪魔してくる。

 

伊坂幸太郎 逆ソクラテス 非オプティマスより

 

人間関係で一番重要なものは?

 

その答えが評判とは

あんま考えたことなかった

評判は人間関係に大きく関わってくるし大事だと思うけど

一番重要なものなのか?

 

でもそうかもしれない

 

良い評判の人は、いい人そーって単純に思いやすいし

悪い評判の人は、初めから厳しいメガネで見てしまう

 

結局、他人のことを深く理解することなんて厳しいし

フィーリングで、なんとなく、評判に流されながら

テキトーに判断しているに過ぎない

 

評判はそういった意味ではめちゃくちゃでかいインパク

良い意味でも悪い意味でも

 

じゃあ、どうすればいいか?

 

本書の中では、

 

どんな相手だろうと、親切に、丁寧に接している人が一番いい

 

と。

 

確かになー

 

 

感染症と臨床検査

・細菌感染症

左方移動:15%以上のカン状核球、高度:カン状核球>分葉核球

 

・敗血症

血小板↓:血管内炎症による消費

フィブリン↓:凝固線溶系の亢進による消費

 

・左方移動のない重症感染症(骨髄の好中球産生に影響を及ぼしにくい)

感染性心内膜炎:感染巣自体は小さく、菌量も少なく、血管内の好中球で対応可能

細菌性髄膜炎、膿瘍:好中球が感染巣に移動できない→好中球消費が少ない

 

 

参考文献

検査値を読むトレーニング 医学書

食後の低血糖 インスリン自己免疫症候群

NEJM

2022 June 2

Clinical problem solving

 

85歳、女性

DM歴なし

食後45分で突然の発汗、動悸、冷感

血糖40

低血糖時のインスリン↑、Cペプチド↑

インスリン/Cペプチド > 1

インスリン抗体強陽性

 

診断:インスリン自己免疫症候群

 

低血糖

薬剤性が多い

→血糖関連薬だけでなく、フルオロキノロン、リチウム、βブロッカーも

重篤な疾患:重症感染症、肝不全はr/o

副腎不全、パラネオinduced低血糖

内因性高インスリン血症(下記)

 

・内因性高インスリン血症の原因

インスリン自己免疫症候群

インスリノーマ

βcell hypertrophy

インスリン受容体異常症B型(高血糖がcommon, hyper-androgenism)

 

インスリン自己免疫症候群の低血糖

食後血糖上昇とともにインスリン産生↑

自己抗体とインスリンが結合し、インスリンが機能しなくなる

その後一気に結合が乖離し、インスリン作用がどかっとくる

低血糖になる

食後少し経ってから低血糖が生じる

入院Covid19へのRemdesivir

Annals of internal medicine

2022 May

systematic review

 

結論

成人の入院covid19に対するレムデシビル

死亡と回復割合はlittle to no difference 

回復時間は短くなるかも

 

ゴミを作る

とりあえず始める

何をやるかはわからないけど

だんだんと方向性を決めていく

 

とりあえず、日々学んだことを書いていく

 

まずはゴミを作る勇気を持つ

完璧なものは初めから追求しない

続けることが目的だ